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掌編『かはつるみ』(1)

2017 年 3 月 19 日 Comments off

一日一アクメ顔スケッチ!
ま、アクメ顔に見えない気がしないでもないですが……(笑)。
一応ビデオ男優さんが射精するシーンを参照したんですけどねえ。
ま、表情の勉強勉強♪

 

 

んで、本題。

先日のLet’s 江戸江戸でも書いたのですが、江戸時代、男同士がどうやってセックスしていたのか、ということに興味があります。
「男同士が」と言っても、よくある「衆道が……」「男色が……」「陰間茶屋が……」的な話ではなく、長屋の八っつぁんと熊さんが、男にムラムラしたら一体どうやってサクっとイッパツ抜いたのだろうか、そこに興味があるわけです。
「衆道」「男色」「陰間茶屋」は、きらきら素敵過ぎるし、金はかかるわで、正直、個人的にはどうにも別世界の話。
ヤリたくなったら、できるだけ金をかけないでヌキたい。そんなものではないかと。

と、言うことで、江戸時代、人々は男同士でセックスすることについてどう思っていたのか、実験的に書いてみました。
まあ、市川が江戸時代はこうだったのかもしれない、ああだったのかもしれないと言っても所詮推測、憶測の域を出ないのでフィクションです。

あまり具体的な時代を決めず、大雑把に江戸中期から後期にかけての頃ぐらいをイメージして、まずは武士階級、それも地方の藩のちょっとお上品な階級の暮らしの中だったら、と考えてみました。
そんな階級では、「男色」「衆道」「男同士のセックス」「セクシュアリティ」といった事象がどのように読み解かれていたのだろうか、と。
最近の自分はさらに、江戸という時代と生活苦(流行病、飢餓、貧困など)がどのような生活感覚、人生観を人々にもたらしていたのだろうか、ということにも興味があるのですが、とりあえずそこは置いておいおきました。

とりあえず、エロのない文章です(笑)。
エロゼロだよ、エロゼロ!(笑)
エンターテイメントでもないし(笑)。

ごめんなさいね!

一応三分割ぐらいしているので、まずは第一回目。

 

『かはつるみ』(1)

田積千代丸と田積主計の場合

****

田積千代丸

****

父上が出掛けられた。

今晩は上役でもある佐賀様のところの酒の席に呼ばれたと言う。
乳母のすずがそう言っていた。
今晩は、と思ったが正しくはない。
父上はおよそ五、六日おきに佐賀様のお屋敷に呼ばれているからだ。
また今晩も、と言ったほうが良いかもしれない。
仕事の話だの、何かの宴席だの、もらい物をしただの、ただ酒を飲み交わしたい、などなどの理由で佐賀様は父上を呼ばれることが多い。

今宵は何の用事であろうか。

おふたりとも漢詩に優れた方達でもあるので、共にお好きな漢詩のお話をされるのかもしれない。
江戸詰をされたときの思い出話をされるのかもしれない。
父上と佐賀様は幼い頃から、互いを兄とも弟とも呼ぶ、とても仲の良い友人同士でいらっしゃったと言う。
竹馬の友、というものは、父上と佐賀様のような間柄を指すのだろう、と千代丸は思った。
城の仕事で大事な役を勤めている佐賀様の覚えめでたいということは、この先、田積家も安泰ということであり、有り難いことだ、とは田積家の親類の誰かが言っていた。

自分は?
千代丸は考える。
佐賀様のところの次男・佐吉丸は、幼少の頃からの遊び友達だった。
まだもっと幼い頃、佐吉丸は佐賀様に連れられて我が家へやってきた。

「これから佐吉丸と仲良くしてやってくれ」

莞爾と笑いながら佐賀様はそうおっしゃった。

以来、遊ぶ相手と言えば、千代丸にとっては佐吉丸であり、佐吉丸にとっても千代丸であった。
考えてみれば佐賀家と田積家の間でふたりは最初から「竹馬の友」になることを「決められていた」ようなものだった。
それでも別に千代丸に何も不満はなかった。
おそらく佐吉丸にしてもそうだろう。
二つ年が離れていると言っても、佐吉丸は千代丸と「馬が合う」のだ。
佐吉丸がやりたい遊びに千代丸も興味があったし。その逆もしかりだった。

ふたりが最初に出会ってから数年が経ち、藩学に通うようになってからは「友達」の輪も拡がった。
今では友と呼べる者たちは、お互いに何人もいた。
それでも千代丸と佐吉丸のふたりは、藩学への行き帰りは必ず同道していた。

藩学へ通うことになったときも佐賀様は家に来られて、

「藩学でも何かと佐吉丸を見守ってやってくれ」

と言った。
父上も佐賀様のそばで笑いながらうなずいていた。
さらには、

「年長者として佐吉丸様の面倒を見てあげるのですよ」

と、千代丸の母親も微笑みながら言った。

友として佐吉丸と一緒に過ごす時間は楽しかったし、年長者として責任を感じることも背筋がピンとのびるようで誇らしかった。

藩学での学業の他に、千代丸と佐吉丸のふたりは戦国の世の、兄弟の武士が活躍するような噺を聞くのが好きだった。
仇討ち。鬼退治。さまざまな冒険譚。
千代丸の乳母がそんな噺をしてくれるのを、佐吉丸と千代丸は目を輝かせて聞き入った。
そして物語を聞く以外にも、ふたりは物語に登場するような兄弟の武士となって、仇討ちや鬼退治の世界に遊ぶことを常としていた。

物語に登場する「兄弟の武士たち」は兄、弟と呼ばれているが、本当の兄弟とは限らない、ということを千代丸と佐吉丸は聞いていた。
兄と弟、尊いちぎりを交わした義兄弟も、単純に兄、弟と呼ぶのだと。
そして義兄弟の中には念者念友というさらに深い関係を結ぶ者もあるのだと。

ふたりして兄弟の武士の活躍を演じて遊ぶうちに、千代丸と佐吉丸は義兄弟となろうと約束を交わしていた。
そして千代丸は年上なので念者に、佐吉丸は年下なので念友になろうとも誓った。
そしていつの日にか、遠くまだ見ぬ世界へ、共に大きな冒険の旅に出掛けるのだと誓い合っていた。

<つづく>

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Let’s 江戸江戸!!

2017 年 3 月 16 日 Comments off

以前からずっと興味を持っていることに、

「江戸時代の庶民のおっさんが、男同士でエッチをしたいと思ったら、一体どうすりゃ良かったのかな?」

ということがあります。

無論、江戸時代で、男同士の同性愛とか言うとすぐに「男色」とか「衆道」とか「陰間茶屋」とか出てくるわけです
男色は男同士のつながりを重んじる淡く清いもの、みたいな。
キラキラな世界。

でもねえ。
「江戸時代は男同士の関係も普通だった」論のときに必ず持ち出される「衆道」「男色」のものの考え方って、昔っから違和感を感じちゃうんすよ。
当事者として個人的に言ってしまえば、男同士が乳繰り合うのがそんなキレイなものかいな()、と。
男が男にムラムラ発情してチンコが勃起して「おい、ヤリたくなっちゃった」ってなってチンコ咥えあったりしてケツマンコに入れるんだけど間違ったらウンコがついちゃう(ただしケツマンコに入れないって行為もある)というのが現実なわけで。
淡いキラキラなトキメキなんぞ、お客さん、そんなん全部後付けですがな
()

そもそも武士階級における「念者」「念友」の関係って、結局派閥模様じゃない?、と感じてしまう。
××さんって、○○さんの念友なんでしょ?」というのは一生ついてまわる。
××さんの念者は○○さん、○○さんの念者は△△さん……。
そうなると結局仕事とか家、財産が絡んでくるのは想像に難しくないんじゃないかと……。
性愛をトッピングした会社の上下関係そのもの。
ホモソーシャルってところじゃ、まあ、当たらずしも遠からず、なのかなー。

うむむ。

それに大体陰間茶屋なんてむっちゃ高い!
高い上に、メンドウクサイ駆け引きとか!
男が男同士でちゃちゃっとイッパツ抜きたいってゆー性欲に、そんな大金はたいたり時間かけたりするですか???????
自分だったら払わないもん、絶対()
でもそれが正直な庶民のホンネだと思うのですよね。

じゃあ、どうやってちゃちゃっとイッパツぬいていたのか。
市川としては、「男色」だの「衆道」だのキレイでキラキラなものなんぞとは無縁の、長屋の八っつぁん熊さんがどうやって一緒にセックスしてたのか、そこに興味があるわけです。

結局考えたところで、資料があるわけでもないので、推測するしかない。
海外の資料とか読むと、都市発達の歴史とゲイシーンの発達の歴史の関係性に関する本とかがあります。
それに基づいて考えると、ああ、まあ、こんな感じだったのかしら、と類推することは、出来ないわけでもない。
それでも、こうかなあ、と推理してみても、所詮推測でしかないですしねえ。
それはそれでモドカシイと思っちゃいます。

長屋の八っつあんと熊さんがどうやってセックスしたか、そんなことを示す資料、どこかにないものですかねえ。

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